代表的な疾患と受診する科
エイズ(HIV)を知るきっかけは様々ですが、自ら不安を感じて検査を行う人は極一部です。
ほとんどは何かしらの症状があって病院を受診し、そこで初めてHIV(エイズ)感染を知ることになります。
帯状疱疹や梅毒による皮膚科受診。
淋病・クラミジアなどの尿道炎での泌尿器科受診。
尖圭コンジローマによる肛門科受診。
口腔内カンジダや難治性腫瘍などによる歯科口腔外科受診などです。
これらの疾患をきっかけに受診し、HIV(エイズ)感染が発覚します。
HIV(エイズ)感染を疑う代表的な疾患があり、
これらの診療科ではこのような症状が出た場合、HIV(エイズ)検査を勧められます。
万が一検査を勧められた場合は、早い段階で感染に気付けば気付くほどHIVは治療が効果的になりますので、早めに検査をしておきましょう
HIV治療は様々な科との連携が必要
感染後は免疫細胞数の減少が進むと色々な日和見感染症を発症してきます。
日和見感染症の症状は多岐に渡りますので、眼科や皮膚科での受診も必要になるでしょうし、場合によっては循環器科や整形外科、腎臓内科、精神科などへの受診が必要になるかもしれません。
代表的な疾患と受診する科は以下の通りです。
疾患名 | 受診する科 |
---|---|
脂質異常症、糖尿病 | 内分泌科 |
心血管疾患 | 循環器科 |
脳血管疾患 | 脳外科 |
骨関連疾患 | 整形外科 |
悪性腫瘍 | 各臓器の診療科 |
HIV脳症 | 精神科 |
サイトメガロウイルス感染症 | 眼科 |
口腔内カンジダ、カポジ肉腫 | 歯科 |
梅毒、ヘルペス、帯状疱疹 | 皮膚科 |
尖圭コンジローマ | 肛門科 |
淋病、クラミジア | 泌尿器科 |
子宮頸がん | 産婦人科 |
このうち、心筋梗塞や脳梗塞などの心血管疾患や脳血管疾患、骨関連疾患などは、高齢化に伴って発症率が上がってきますので、循環器科、脳外科、整形外科との連携は特に重要になってきます。
また女性のHIV(エイズ)感染者の場合は、ヒトパピローマウイルスが原因で発症する”エイズ指標疾患の1つでもある子宮頸がん”があるため、産婦人科との連携も必要になってくるでしょう。
更に、歯科に関しては短期間での通院を余儀なくされることが多く、遠くの病院まで毎回通うのは骨が折れてしまいます。
そこで、このような場合は近くの病院でも治療を受けられる歯科医院がないか聞いてみましょう。
HIV感染症の治療は、HIV(エイズ)感染が引き金となり他院・他科へ紹介されるケースも多くなります。
紹介される病院は”近いのか遠いのか”、”医師はHIV治療の経験が豊富なのか”など不明点があれば予め聞いておくとよいかもしれません。
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