;郵送検査と自己検査 | HIV検査キット信頼性評価

郵送検査と自己検査

HIV検査キットのタイプ

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当サイトで紹介しているHIV検査キットは全てきちんと、信頼のおける検査機関で検査を行うタイプになります。

検査の流れは以下。

  1. 自宅で検体を採取(採血)し
  2. 検体を検査機関へ郵送
  3. 検査機関で感染の有無をチェックし
  4. HPやメール等で結果を確認

ここで大事なのは3番目の項目で、『検査機関で検査する』という点です。

なぜこのような話をするのかというと、実は、郵送検査キットには検査機関で検査を行わず、自分で検査を行うタイプのものがあるからです。

検査イメージ

自己検査タイプの検査キットとは、自分で検体を採取(HIV検査の場合は採血)し、そのまま自分で検査結果を判定するものです。代表的なものは妊娠・排卵検査薬です。これは『ろ紙』に自分でおしっこをかけて『ろ紙』の変化で陽性陰性を判断します。

このように検査結果を自分で判定するものを通称して『自己検査キット』などと呼びますが、(妊娠・排卵検査薬は別として)HIVの自己検査キットに関して日本国内では承認されていません。

自己検査キットには、採血不要の口腔内液検査ができるタイプもあり、検査が簡単なので非常に魅力的です。実際、アメリカやフランスなどでは薬局でも販売されており、ある程度の精度は立証されています。

しかし、日本では正式に承認されていない以上、日本国内で手に入れるためには、主に海外からの個人輸入などを利用することになります。

この個人輸入品が特に問題で、個人輸入品の自己検査キットを購入できるサイトも見受けられますが、これは安全性が立証されていません。

購入者を騙すような行為(偽造品や使用期限切れ等の粗悪品を販売)をする業者も報告されており、このような粗悪品では正確な検査結果を得ることができません。

検査機関での検査

日本国内で販売されている郵送検査キットも検体の採取は自分で行いますが、違いは国の許認可を受けた登録衛生機関へ検体を郵送し検査を実施する点です。

検査機関は病院や保健所といった医療機関も利用しており、検査の信頼性は医療機関と全く変わりません

また、検査機関での検査は陽性を見逃さないようにスクリーニング検査を厳しく行いますので、偽陽性(本当は陰性なのに陽性と出ること)はあっても偽陰性(本当は陽性なのに陰性と出ること)は決してありません。

(偽陽性を含む)陽性と判断された場合は、さらに詳細な検査過程へ進め徹底的に検査を実施しますので、検査機関を利用する検査で陽性を見逃すことはありません。

繰り返しになりますが、自己検査キットではこのような正確は判断はできませんので、この自己検査キットは決して利用しないようにしてください。


HIVの基礎知識HIV検査キットについて
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検査キットサイトおすすめ度評価・レビュー
第1位 STDチェッカー使用方法が丁寧に解説されていて、初めて検査キットを使う方でも迷うことなく検査が行えます。2003年から販売し信頼性が高く実績のある検査キット。
第2位 GME医学研究所自社検査機関による信頼ある検査とローコストパッケージ、送料・代引手数料無料が特徴。最安3,740円での検査が可能。
第3位 ふじメディカル横浜市の認可を受けた自社ラボでの検査と、検査キットの低価格が特徴。検査結果は指定メールアドレスへの通知/電話確認/簡易書留での郵送から選択。
第4位 セルシーフィット検査結果は信頼でき、検査キット本体と送料が安く設定されていますが、若干ホームページ(検査結果の確認)と検査キットの使い方説明がわかりにくい点があります。
第5位 kensa.biz医療機関が販売・検査をする検査キット。しかしホームページが雑で検査キットをうまい具合に探せません・・・更には、採血手順書も古くきちんと整備されていません。

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