カウンセリングを利用する
HIV(エイズ)感染を告知された際は誰しも皆動揺します。
きちんとした知識がなければ、”エイズ=死”という漠然としたイメージがあるから当たり前です。
しかし、実際にはHIVの治療はかなり進歩していますので、”早期発見・早期治療”を施せばエイズ発症を抑えることができ、長生きすることが可能になっているのです。
ただし、HIVウイルスを体内から完全に消し去ることはできませんので服薬は一生続けていく必要があります。
家族のこと、パートナーのこと、仕事のこと、将来のこと、様々な不安が取り巻きますので不安を完全に払拭することはできませんが、少しでも不安を軽減させるためにはカウンセリングが必要です。
アドヒアランス(医師や看護師との連携)も非常に重要ですが、医師や看護師に話にくいことはカウンセラーへ相談することも考えてみましょう。
カウンセリングを利用するシーン
カウンセラーはHIV(エイズ)治療にかかわる専門的な知識を持ち、患者の悩み相談を親身に考え一緒に解決へ向かってくれます。
カウンセラーへ相談するためには、カウンセリングを依頼しなければなりません。
病院によってはカウンセラーが常駐しているような専門的な施設もありますが、日本ではまだ普及は行き届いていないのが現状です。
どちらかというとカウンセラーがいない病院のほうが多いため、この場合、自治体の派遣カウンセラーへ依頼するとよいでしょう。
告知直後の相談だけでなく、長期治療に伴う様々な悩みを相談してみましょう。
副作用のこと、仕事や生活習慣の変化から服薬が困難になってきていることなど、少し医師には相談しにくいことも積極的に相談できます。
カウンセリングを利用するシーンとしては、以下のようなケースが想定されます。
- 告知による動揺が大きいとき
- 今後の生活や将来への漠然とした不安
- 学校生活や職場での悩み
- セーファーセックスなど性生活について
- 恋愛・結婚・出産などのイベントに対する不安
セーファーセックスとカウンセリング
HIVの感染を拡大させないためにはセーファーセックスが最も大切になります。
感染予防に対する必要性は頭では解っていても、実際に行動に移せない場合もあるかもしれません。
- パートナーにコンドームを付けてもらうように話し出せない。
- 新しいパートナーへHIVキャリアであることを告知しづらい。
など、様々な悩みがあると思います。
悩んだらカウンセラーへ相談してみましょう。
薬物使用ととカウンセリング
脱法ドラッグ、違法ドラッグなどの薬物使用は、当然違法です。
しかし現在は、これらの薬物が比較的簡単に手に入るようになってきており、セックス時の快感を高めるためにこれらのドラッグを使用するセックスドラッグ愛用者も多いのもまた事実です。
薬物利用が進むと、薬物依存から服薬や通院が不安定になってしまい、最終的には身体的な後遺症を残す危険が高まります。
日本では薬物利用が犯罪という認識のほうが高く、薬物依存を病気として扱うことが少ないため精神科などの医療機関では相談しにくくなっています。
薬物依存に関する悩みがあるのであれば、これもカウンセラーに相談してみるとよいでしょう。
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