HIVウイルス完治への壁、悲報2件が飛び込む
HIVウイルスは一度感染すると完治が不可能で、免疫細胞を破壊しエイズを発症させる恐ろしいウイルスです。
研究者達の長年にわたる研究の甲斐あって、現在はエイズの発症をかなり遅らせることが出来るようになっています。
そんなHIVウイルスを治療するための研究が進められる中、人類にとって悲しいニュースが2件飛び込んできました。
HIVウイルス完治の難しさ
HIVウィルスは体内に侵入した直後すぐに、感染させた免疫細胞を利用し抗ウイルス剤から身を守る為の”隠れ家”を作るのだという。
■ 参考リンク(Yahooニュース)
→ HIVの「隠れ家」、感染後早期に形成か 完治の希望弱まる
この隠れ家に避難したHIVウイルスは休眠状態となり、数年の間、あらゆる抗ウイルス剤などの治療を回避し続けることになる。
すなわち、いくらHIV治療を続けたとしても隠れ家に潜んでいるHIVウイルスは駆除できず、治療を止めた途端また急激にHIVウイルス数が増加するということを示唆する。
現在HIV(エイズ)感染を判断するには血液検査しかなく、感染が正確に判断できるまでの数日~数週間のうちにHIVウイルスは既に隠れ家にも潜んでしまっているのだ。
抗HIV療法だけではHIVウイルス完治は難しいということが裏付けられてしまったこのニュース。HIVウイルスは研究者達を嘲笑うかのように一枚上手をいっている。
人類とHIV(エイズ)ウイルスとの闘いはまだまだ続くのだ。
人類にとっての偉大な人物を失う
もう1件は、ウクライナで勃発したマレーシア航空機撃墜事件。
この墜落したマレーシア航空機には、エイズ研究の世界的権威が乗っていたというのです。
■ 参考リンク(Yahooニュース)
→ マレーシア機で死亡のHIV研究の巨人 その功績と遺した言葉
第20回国際エイズ会議の開催に合わせ世界各国からオーストラリアのメルボルンへ集まろうとしており、墜落したこの機には6人のエイズ学会関係者が搭乗していた。そしてその中の一人が国際エイズ学会の元会長ユップ・ランゲ氏だという。
彼が残した功績はあまりにも偉大で、現在の抗ウイルス療法が定着したのも彼の功績。人類はHIV(エイズ)撲滅へ向け、偉大なリーダーを失ってしまったのです。
HIV(エイズ)問題が広く認識され始めた1980年代後半から既に30年経過していますが、未だ根本的なHIVウイルスの治療法は確立されていません。
世界的偉人を失ってしまった非常に悲しいこのニュース。新しい体制を築きなんとかこの危機を逸脱してもらいたいと切願する。
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