2014年も梅毒感染者が増加!
国立感染症研究所が梅毒の動向について調査し発表しました。
この発表によると、年々梅毒の感染例が増えているのだといいます。
2013年の梅毒総報告数は 1,226 人
2012年の梅毒総報告数は 875 人
確かに2012年と2013年を比べても 1.4倍にも増加している。
そして、今年2014年に入った現在(5月時点)で既に感染報告者数は470人を超えています。
この調子で増加すれば、2014年も昨年を上回る梅毒感染者数となることは間違いありません。
また、都道府県別に見ると(2014年5月時点)
1位・東京(146人)
2位・大阪(65人)
3位・愛知(50人)
4位・神奈川(29人)
5位・千葉(15人)さらに、栃木、北海道、福岡、埼玉、静岡、宮城と続きます。
やはり多いのは東京・大阪・愛知。
この3県は人口も風俗店も多い為、注意が必要です。
梅毒増加は何が問題なのか?
梅毒感染は男性同士のセックス(MSM:Men who have sex with men)を中心に感染が広がる傾向にあり、これはアナルセックスを示唆しています。
アナルセックスは、肛門内の粘膜が破れ出血を伴いやすいため、HIVの主な感染ルートになるのです。
梅毒は異性間のセックスでも普通に感染しますから、感染原因全てが男性同士のセックスではないにしろ、アナルセックスによる感染が過半数以上を占めているのは間違いありません。
そして、梅毒やHIVに感染した男性が他の男性や女性とセックスをし、更に感染が拡大していく訳です。
梅毒感染が広がるということは、HIV感染の拡大にも注意しなければならないということなのです。
■ こちらのページも参考にしてみてください。
→ B型肝炎・梅毒・アメーバ症からHIV感染を疑う
梅毒検査とHIV検査
一昔前までは不治の病として恐れられた梅毒ですが、今はきちんと治療しさえすれば完治する感染症です。
ですが梅毒感染は、先ほども記載したようにHIVも同時に感染している可能性がある為甘くみてはいけません。
HIVは薬では完治しないのですから。
梅毒感染に心当たりがある場合は、梅毒の検査だけでなく、HIV(エイズ)の検査も同時に行っておく必要があるでしょう。
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