唾液採取タイプの検査キットは信頼できるのか?

唾液で検査

HIV(エイズ)検査は通常、血液を採取し血液中に存在する”HIVウイルス抗原”や”HIVウイルス抗体”の有無を判断して行います。

検査方法によってウインドウピリオドや検査結果が出るまでの時間に差がありますが、どれも信頼性の高い検査方法です。

■ 迅速検査や遺伝子検査など検査方法についてはこちら
→ 偽陽性とウインドウピリオドは検査方法によって異なる

そんな中、海外では唾液を検体とするHIV(エイズ)検査が実施されているのをご存じでしょうか?

血液を採取する必要もなく、郵送不要で自分で検査~判定まで出来てしまうというものです。

非常に便利そうではありますが、信頼性に問題がありそうです。

唾液で簡単に検査出来るからといって安易な購入は控えたほうがいいかもしれません。

唾液採取タイプの検査キット

アメリカでは世界に先駆けて唾液で検査が可能な検査キットが食品医薬品局(FDA:Food and Drug Administration)で認可され販売が行われています。

唾液には血液と同様、HIVウイルスやHIVウイルス抗体が存在しますので、唾液中に含まれるHIVウイルス抗体で検査を行うことが可能です。

唾液検体タイプの検査キットとして有名な商品は、オラシュア・テクノロジーズ社の”オラクイック”という製品です。

この製品の説明によると、HIV感染者に対しては92%、非感染者に対しては99%の精度を誇るといいます。

注目すべきは、いずれも100%ではない点。

感染していない際の、誤検知”陽性”はまだマシです。
医療機関で再検査すれば”陰性”であることが発覚することでしょうから。

※ それでも再検査結果が出るまでの精神状態は
  計り知れないものがあるでしょうが…

あってはならないのは、その逆のパターン。
HIVに感染していた場合の、誤検知”陰性”です。

HIV感染を見逃したらどうなることでしょう?
確実に治療が遅れ、取り返しのつかない事態に繋がります。

検査機関を介さない検査は手軽さの反面、
信頼性に欠けるということを認識しておく必要があるということです。

個人輸入

この唾液タイプの検査キットは、日本国内ではまだ認可されていませんので、購入するなら個人輸入になります。

日本で販売しているサイトは、くすり屋さん.comビューティ&ヘルス リサーチ社

この2サイトで値段がだいぶ違いますが1回分が、くすり屋さん.comで4,480円、ビューティ&ヘルス リサーチ社で8,900円となっています。

検査にかかる時間はたったの20分。
唾液採取後、20分で検査結果が確認出来ます。

唾液採取検査は手軽さが抜群ですので、簡易検査として利用するなど、使い方さえ間違えなければとてもいい商品だと思います。

ですがやはり信頼度が100%でない以上、この値段の商品を購入するなら”血液採取タイプ”の検査キットを購入した方が無難でしょう。

なんといっても、日本国内で一般的に販売されているHIV検査キットでは誤診断はありません

検査機関が責任を持って、スクリーニング検査と確認検査を実施しますので検査結果を信頼することができます。

HIV検査は、やはり検査結果が信頼できることが前提条件ではないでしょうか。


検査キット比較 風俗とHIV感染
検査目的で選ぶ 管理人の体験談
HIV検査キットについて HIVの基礎知識
検査キットサイト おすすめ度 評価・レビュー
第1位 STDチェッカー 使用方法が丁寧に解説されていて、初めて検査キットを使う方でも迷うことなく検査が行えます。2003年から販売し信頼性が高く実績のある検査キット。
第2位 GME医学研究所 自社検査機関による信頼ある検査とローコストパッケージ、送料・代引手数料無料が特徴。最安3,440円での検査が可能。
第3位 ふじメディカル 横浜市の認可を受けた自社ラボでの検査と、検査キットの低価格が特徴。検査結果は指定メールアドレスへの通知/電話確認/簡易書留での郵送から選択。
第4位 セルシーフィット 検査結果は信頼でき、検査キット本体と送料が安く設定されていますが、若干ホームページ(検査結果の確認)と検査キットの使い方説明がわかりにくい点があります。
第5位 宅配ドクター ポップなサイトとパッケージデザインで女性がメインターゲット。検査は信頼できる機関へ委託しているので問題ありませんが、検査キットの種類が少な目なのが残念。
第6位 kensa.biz 医療機関が販売・検査をする検査キット。しかしホームページが雑で検査キットをうまい具合に探せません・・・更には、採血手順書も古くきちんと整備されていません。

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