スクリーニング検査と確認検査、偽陽性について

HIV(エイズ)ウイルスに感染したかどうかを調べるためにはHIV検査キットや検査機関などを利用して検査を行うことになりますが、検査方法は2種類(2ステップ)から成ります。

    スクリーニング検査確認検査

です。

スクリーニング検査

ふるいにかける

スクリーニング検査は、HIV(エイズ)ウイルスに感染しているかを確認するために行う最初の(1番目の)検査です。

スクリーニング検査で用いる検査方法としては、一般的な抗体検査であるPA法、CLIA法を始め、HIV抗原も検査可能な抗原抗体検査(EIA法、CLIA法)や迅速検査(IC法)などがあります。

PA法・CLIA法といったHIV抗体検査では血液中に生成されるHIVウイルス抗体を検査しますが、HIV抗原抗体検査ではHIVウイルス抗体に加え、HIVウイルス抗原(p24抗原)を同時に検査することが出来るため、検査が可能となる日数が短くなります。

また、迅速検査であるIC法では、採血から1時間以内で検査結果を得ることが出来ますが、偽陽性(陰性なのに陽性と判断されること)の確率も上がります。保健所などの医療機関では即日検査としてIC法を取り入れているところもありますので、とにかく早く結果を知りたいという方はこのIC法がおすすめです。

スクリーニング検査と確認検査の流れ

スクリーニング検査で求められることは、”とにかく陽性(+)を見落とさないこと”です。このスクリーニング検査でまずは”ふるい”にかけるのです。

スクリーニング検査は微量のHIVウイルス抗体でも逃さない、かなり感度を上げた検査になりますので、このスクリーニング検査で陰性であれば、HIVウイルスに感染している可能性はゼロになります。

逆に検査の感度を上げすぎているため、HIV(エイズ)ウイルスに感染していない場合でも稀に陽性(+)反応が出てしまうことすらあります。(偽陽性)

スクリーニング検査では、それくらい検査の感度を上げているのです。

では、このスクリーニング検査で”陽性”が出てしまった場合はどうするのでしょうか?次はその説明に入ります。

確認検査

虫眼鏡で確認する

確認検査は、1番目の検査(スクリーニング検査)で陽性(+)と判断された場合に行い精度の高い検査です。

一般的に確認検査で用いられているのはウエスタンブロット法(WB法)と呼ばれる検査方法で、HIVウイルス抗体の有無をもっと精度を上げて検査します。

具体的には gp41, gp120, gp160 を検査し、2つ以上で陽性が確認されればHIV感染が確定となります。

HIVウイルスのタイプ(HIV-1とHIV-2)

HIVウイルスにはHIV-1とHIV-2という2種類のタイプがあります。

日本をはじめ世界中で流行しているのはHIV-1のタイプで、HIV-2は西アフリカを中心に流行しているタイプになります。

スクリーニング検査で利用される抗体検査ではHIV-1とHIV-2の両方のタイプを検査しますが、抗原検査ではHIV-1のタイプしか検査をしません。確認検査であるウエスタンブロット法はHIV-1とHIV-2、両方のタイプを検査可能です。

通常の場合、HIV-1のタイプさえ検査できれば問題はありませんが、もし受ける検査がHIV-1のみしか対応していないものであれば、念のために後日でもHIV-2の検査を行ったほうがいいかもしれません。


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