アドヒアランスの必要性

カレンダー

抗HIV療法では長期に渡って薬を服用していく必要があるため、決められて用法に従って規則正しく服用することが重要となります。

抗HIV薬は色々な種類が提供されており、服用回数や錠剤数、食事との関係(食前や食後、食間、食中)から、HIV感染者が自分の生活リズムに合った用法の薬を選ぶのも長く服用を続けるための1つの要素となります。

抗HIV療法を開始した当初は飲み忘れがないよう意識が行き届いていますのでしっかりと内服できていても、日が経つにつれ飲み忘れが出てくるようになります

これは人間なので仕方ないことなのですが、HIV治療の場合、不規則なHIV薬の内服は命取りです。

HIVウイルスが薬剤耐性を持ってしまい、薬が効かなくなってしまうからです。

■ 薬が効かなくなってしまう仕組みはこちらの記事に記載しています。
→ HIVウイルスの薬剤耐性

特に抗HIV療法でうまくHIVウイルスを抑制できていれば、疾患が現れることもありませんので感染している自覚も薄れてしまいがちです。

しかし、”不規則なHIV薬の内服は危険”です。このことを頭に入れ、しっかりと規則正しい服用を続けていかなければなりません。

アドヒアランス

アドヒアランスとは、HIV感染者と医者が二人三脚で協力し合い、長期間に及ぶ抗HIV薬の服用を成功させようという概念の言葉です。

抗HIV療法を続けるには、経済面の不安、精神面の不安、社会的立場の不安などといった色々な不安が付いて回ります。

  • 治療を支えてくれる家族やパートナー、理解者がいるのかどうか。
  • 仕事や生活リズムに合った服薬回数、タイミングになっているかどうか。
  • 他の持病があれば、その治療薬との相互作用(飲み合わせ)は大丈夫かどうか。

こういったことを、HIV感染者と医者が互いに相談しながら解決していくことが抗HIV療法を長く持続させるためには大切なのです。

抗HIV療法を開始する際は、HIV(エイズ)患者と医者は以下のようなことを話し合わなければなりません。

  • 服薬の説明はしっかり理解できたか?
  • 副作用の説明だけでなく、内服時の注意点などを聞いたか
  • 緊急時の連絡先と連絡方法

また、抗HIV療法が開始された後は、服用開始から2週間以内に起こる短期副作用に注意する必要がありますので、このことを意識しておきましょう。

■ 短期副作用と長期副作用について
→ 副作用と相互作用(飲み合わせ)に注意する

抗HIV薬の効果が認められなくなり薬を変更しなければならなくなった場合は、ただ単に薬を変更するだけではなく、何故薬が効かなくなったのかを真剣に考えなくてはいけません。

不規則な服用からくる薬剤耐性が原因ならば、再度、生活習慣や精神面、治療の重要性などを確認(アドヒアランス)する必要があるからです。

抗HIV薬の変更はそう何度も行えませんので、次は失敗しないように再度意識付けを行わなければなりません。

■ 薬剤耐性について
→ HIVウイルスの薬剤耐性

タイマー

飲み忘れのないよう、カレンダーにチェックを付けたり、携帯・スマホのアラートを鳴らしたりとHIV(エイズ)感染者が自分で出来る工夫をすることも当然必要です。

しかし抗HIV療法を持続させるためには医者との信頼関係(協力)も大切で、治療継続の意識を高めるためにこういった”アドヒアランス”が重要視されてきているのです。


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